2011年03月26日
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たった今 宮城県警から 従兄弟と叔父らしい遺体が見つかったと
連絡があった。
住所と 所持していた運転免許証からみて 間違いないようだ。
2人とも 津波に家ごとに飲まれて 逃げるすべもなかったのだろう。
覚悟はしていても それが現実になったとき 打ちのめされた
遺体確認に行くことも出来ないし 線香のひとつもたむけることすらできない。
2週間たって やや 落ち着きを取り戻しかけたとき
あらためて この 地震と津波が どれだけ惨いものだったのか
思い知らされた。
「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を1回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」
いくら 撤回だか 謝罪だかしても こんな発言が
リーダーシップをとる 同じ日本人から 出たことが信じられない。
自分たちが住む街が 同じように被害を受け 家族を失ったときでも
このひとは 同じ言葉を話せるのだろうか
こんな 巨大災害は この地球上のどこであっても こないでほしい
いまだに 余震にびくつきながらも そう祈るのだが
心の傷跡は深く また 血を流しはじめた