2012年02月11日
磨いてみちゃったわけだ
今朝 寒いんだけど
わりかし 頑張って 屋外研磨
このへんは 真珠層がなくて 乳白色や薄褐色
それに 層を区切る目がある
虫食いもあるし 柔らかい石灰質もある
底面を切りそろえると まるで 鱈チリのように
ぱらぱらと 分離してしまう
ひとつ間違うと 表層雪崩のように
真珠層が剥離してしまうので
気が抜けない
このへんは 顔だ
真珠層は確保できそうだが
右上部の表層より2~3mm下に異物が織り込まれている
かなり磨いても とれない
まあ このサイズの純粋無垢の真珠層は
わしらが入手できるような白蝶貝からは
とりわけできないし それでも良いのだと思う
天然モノならではの 風情を慈しむ
この貝が育った オーストラリアの
果てしなく青い海に 思いをはせる
やさしく 真珠光沢がきらめく
いつかは リアルパールを と
40年も 憬れていた
ちなみに 真珠貝を研磨したときにでる粉末パールは
ものすごく皮脂を吸収しちゃうので
肌はがさがさ
手袋して作業は隔靴掻痒 思うようにいかんし
栄養クリームとかつけると すべって困る
でも 出来あがったときの エクスタシーはもう 最高
困ったもんだ
こんな でかいのから 無垢のグリップは片方しかとれない
切り出しは かなり 心がいたむ
反対側は作らないで 原貝状態で オクに出してみようか
片側とブリッジは落札された方が
完成品を参考に お作りください って
てるぱ大臣 いかがですか^^^